夜を彩る東京ドイツ村のイルミネーション2017がスタート!
東京ドイツ村は、千葉県袖ケ浦市で東京ドーム約27個分もの広大な敷地に展開する花と緑のテーマパーク。毎年ここで開催される「ウインターイルミネーション」は、関東三大イルミネーションに数えられるほどの大規模なもの。12回目を迎える今年のテーマは「メ☆ル☆ヘ☆ン ~ときめきスマイル~」。300万個にも及ぶLEDが園内をきらびやかに彩り、見渡す限り幻想的な雰囲気を演出。あふれんばかりの光の洪水は、まさに圧巻のひと言です!
毎年異なる演出が楽しみ。今年のイルミネーションテーマはメルヘン
東京ドイツ村のウインターイルミネーションは、一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」が認定する関東三大イルミネーションのひとつ。昨シーズン250万個だったLEDが300万個に増やされ、その光の洪水には、思わず圧倒されてしまいます。
さらに、このイベントの大きな特徴は、年ごとにテーマが設定され、その演出も異なるということ。それぞれのテーマに応じて、オブジェやLEDの設置が変化するので、「これ、去年も見たよね?」なんていうことはなし。毎年違った雰囲気が楽しめるというのがうれしいですね。
今年のテーマは「メ☆ル☆ヘ☆ン ~ときめきスマイル~」。ウインターイルミネーションには毎年数十万人が訪れるといいますが、このようなテーマの変化も人気が続く理由のひとつかもしれません。
夢の世界にいざなう全長70mにおよぶ虹のトンネル
ウインターイルミネーションは、エリアごとにいろいろな演出が凝らされています。まず、目の前に広がるのは「レインボートンネル」。国内では初の試みという、その名のとおり虹色に輝くイルミネーションでつくられたトンネルです。
ひとたび足を踏み入れれば、全身が虹の7色に包まれ、異次元の世界に迷い込んだかのよう。しかもトンネルは全長70mもあるので、周囲の光景が果てしなく続いていくかのような錯覚に陥ります!
このトンネルを抜けると、いよいよ「メ☆ル☆ヘ☆ン ~ときめきスマイル~」をテーマにした夢の世界が広がっていきます。
7色にきらめく宇宙空間にトリップ!(*画像は2016年のものです)
思わずうっとり、大迫力の3Dイルミネーション
イルミネーションの中を歩きながら間近で立体的なオブジェを楽しんだ後は、園内の中ほどにある展望デッキから全体を眺めてみましょう。芝桜の丘とコキアの丘の間にある、ゆるやかな坂の上が展望デッキです。ここからは3Dイルミネーションの全景を望むことができます。
3Dイルミネーションは、高所から眺めることを前提につくられた光による壮大な絵画。今年は「メ☆ル☆ヘ☆ン ~ときめきスマイル~」のテーマに沿い、空飛ぶ馬車や川の流れにたゆたうボートなど童話の世界が描かれ、それら立体オブジェの一つひとつがまるでせり上がってくるかのよう。そんな夢の世界に、ときめいてしまいます。
展望台から望む迫力満点の3Dイルミネーション(*画像は2016年のものです)
音楽に合わせて思わず体が動き出す音と光のショー
ドイツ語で広場を意味する「マルクトプラッツ」は、東京ドイツ村のメインエリア。この広場を囲む建物にも、色とりどりの美しいLEDが施されています。その発する光が音楽に合わせて動き、まるで周囲の建物が踊っているかのようです。さらに地面にも光が走るので、光の波が全身を包むようで思わず体も動き出してしまいます。
また、どこからともなくシャボン玉が飛んでくるという演出もユニークです。シャボンが割れるとバニラの甘い香りが漂い、さらに気分を盛り上げます。視覚、聴覚、嗅覚と、五感がフルに刺激される躍動感あふれるエリアです。この光と音楽のショーは20分間隔で行われるので、何度でも楽しめますよ。
マルクトプラッツにレストランではドイツビールやソーセージなどが味わえるバーベキューコーナーやレストラン・カフェテリア、お土産コーナーが併設されたフードショップ、キャラクターショップなどがあるので、イルミネーションを楽しんだあとに立ち寄ってゆっくりするのもおすすめです。
光と音がはじけるマルクトプラッツ(*画像は2016年のものです)
日帰りOKの広大なエリアで見渡す限り広がる光の洪水を楽しむ
変化するイルミネーションを、園内を歩きながら眺めるのも楽しいですが、ぜひ上空から園内の景色を一望してみてください。それには、大観覧車がおすすめです。夜空にきらめく色とりどりの宝石たちに感動すること間違いなしです。
また今年からイルミネーションの回廊に電動カートを利用することができるようになりました。アクアラインを抜ければすぐという絶好のロケーションで、都心に近くて広大な自然が楽しめる東京ドイツ村。
ウインターイルミネーションは2017年11月1日(水)から2018年4月8日(日)まで、野外の大空間の中で開催されます。夜は冷えるので、暖かくして壮大なスケールの光の世界を大いに楽しんでくださいね。
日常から離れた異次元トリップのひとときが楽しめる(*画像は2016年のものです)
東京ドイツ村公式サイト情報 http://t-doitsumura.co.jp/special_event/
日帰りバスで「東京ドイツ村」に行けるツアーはこちら
この記事を書いた人REPORTER
川窪 葉子
川窪 葉子の記事をもっと見る大学卒業後、旧財閥系総合商社や外資系企業、総合出版社・新聞社などを経て、現在はシステム開発・コンテンツマーケティング会社に所属し、撮影・取材・執筆・セミナーを行う。写真では千代田区観光協会「魅力発信発掘賞」やリクルートSUUMO、東京駅100周年記念などのコンテスト入賞ほか、富士フイルム公式HPレンズ別作例など掲載多数。スキーは大学時代に競技スキーに打ち込み、1月のテストを終えると4月の授業スタートまで合宿や大会、住み込みバイトなどで山を転々とする生活を送る。社会人になってからもスキー部に所属。商社大会では団体優勝を経験する。